出版社内容情報
政府はなぜときに国民の利益と反する政策を推し進めてしまうのか。世界史上になだたる「愚行」を取り上げ、失政の原因とメカニズムを探った好著。
内容説明
国王、大統領、政治家たちは、なぜ国民の利益と反する政策を推し進めてしまうのか。本書は史上に名高い四つの事件を詳述し、その失政の原因とメカニズムを探る。歴史とは何か、歴史とは役に立つのか、そして人間は歴史から学ぶことができるのだろうか。
目次
1章 愚の行進―国益に反する政策の追求
2章 愚行の原型―トロイア人、木馬を城壁内に引き入れる
3章 教皇庁の堕落―ルネサンス時代の教皇たち、プロテスタントの分離を招く(1470‐1530)(寺院のなかの殺人―シクストゥス四世(1471‐1484)
異教徒の宿主―インノケンティウス八世(1484‐1492)
悪行―アレクサンデル六世(1492‐1503) ほか)
4章 大英帝国の虚栄―イギリス、アメリカを失う(与党と野党(1763‐1765)
「行使できないとわかっている権利を主張して」(1765)
満帆の愚行(1766‐1772))
著者等紹介
タックマン,バーバラ・W.[タックマン,バーバラW.][Tuchman,Barbara Wertheim]
1912年、ニューヨーク生まれ。ラドクリフ・カレッジ卒業。『ネイション』『ニュー・ステイツマン』などの記者を経て著述業に入る。『八月の砲声』および『失敗したアメリカの中国政策』で二度、ピューリッツア賞を受賞。89年、死去
大社淑子[オオコソヨシコ]
1931年、福岡県生まれ。早稲田大学名誉教授。英米近代文学、比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Saiid al-Halawi
contradiction29
Mits
K
ああああ
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