出版社内容情報
他人はエライが自分もエライ。人生はまだまだ長い、七十歳はもういっぺん、人生のネジを巻くべきとき――心優しい「オトナのチエ」に満ちた本当の大人が書いた大人のためのエッセイ集。
内容説明
他人もエライが自分もエライ。人生はその日その日の出来心―そんな「オトナのチエ」をかみしめながら、友とかたむけるお酒のおいしさはまた格別。七十を過ぎていよいよ朗らかな「人生の達人」が、年を重ねる愉しさ、味わい深さを綴る温かなエッセイ集。
目次
オトナ
私ってヘン?
白寿の春
眉化粧
まいりました
春のご開帳
オトナの観るもの、ゆく店
つづくりもの
フランス俳句
いちごの風合〔ほか〕
著者等紹介
田辺聖子[タナベセイコ]
昭和3年(1928)、大阪に生まれる。樟蔭女専国文科卒。昭和38年、『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニー)』で第五十回芥川賞を受賞、63年、『花衣ぬぐやまつわる…わが愛の杉田久女』で女流文学賞を、平成5年、『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞を受賞。また、平成6年、菊池寛賞を、7年、紫綬褒章を受ける。平成10年『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞と読売文学賞を受賞。平成20年文化勲章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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