出版社内容情報
複雑な生い立ち、父との軋轢、共産主義運動と挫折、不毛の恋愛、結核の療養――西武セゾングループのリーダーだった堤清二が、戦争と混乱の時代を生きた青春を赤裸々に描く自伝的小説。
内容説明
複雑な生い立ちへの負い目、政財界の鬼として一族に君臨する父との軋轢。反逆と挫折を繰り返しながら自らの生きる道を追い求める甫の青春を描く。作家・辻井喬の誕生を世に知らしめた自伝的デビュー作。
著者等紹介
辻井喬[ツジイタカシ]
1927年東京生まれ。詩人・作家、元セゾングループ代表。経営者・堤清二としての活躍が知られる一方、精力的な創作活動で多彩な作品を生み出す。著作に『異邦人』(室生犀星詩人賞)、『群青、わが黙示』(高見順賞)、『鷲がいて』(読売文学賞詩歌俳句賞)、小説『いつもと同じ春』(平林たい子文学賞)、『虹の岬』(谷崎潤一郎賞)、『父の肖像』(野間文芸賞受賞)など多数。『自伝詩のためのエスキース』にて第二七回現代詩人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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