中公文庫
ぼくの伯父さんの休暇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122050778
  • NDC分類 953
  • Cコード C1197

出版社内容情報

静かな避暑地の「海岸ホテル」。バカンスを楽しむ人々のもとへ、ユロ氏がやってきた。つむじ風のように災難をまきちらしながら。軽妙な笑いが溢れるジャック・タチの傑作映画を完全ノヴェライズ。

内容説明

静かな海辺の「海岸ホテル」に、つむじ風とともにユロ氏がやってきた。退屈なほどゆったりした休暇を楽しむ人々を巻き込んで、ユロ氏が巻き起こす騒動の数々。溢れるユーモアとほのかな寂しさが漂う、忘れられないヴァカンスを描いた傑作映画のノヴェライズ。ジャック・タチ原案。

著者等紹介

カリエール,ジャン=クロード[カリエール,ジャンクロード][Carri`ere,Jean‐Claude]
1931年、フランス生まれ。作家、脚本家。大学在学中にジャック・タチ監督の映画『ぼくの伯父さんの休暇』『ぼくの伯父さん』のノヴェライゼーションを執筆。脚本作にルイス・ブニュエル監督『昼顔』フィリップ・カウフマン監督『存在の耐えられない軽さ』、ジャン=ポール・ラプノー監督『シラノ・ド・ベルジュラック』など

エテックス,ピエール[エテックス,ピエール][´Etaix,Pierre]
1928年、フランス生まれ。イラストレーター、俳優、道化師、映画監督、など様々な才能を有する。『ぼくの伯父さんの休暇』『ぼくの伯父さん』では助監督を務め、ポスターなどのイラストも担当した。映画監督作に、『女はコワイです』『ヨーヨー』など

小柳帝[コヤナギミカド]
1963年、福岡県生まれ。東京大学大学院総合文化研究所の表象文化論(映画史)の修士課程修了。主に映画、音楽、デザイン、絵本、知育玩具などをテーマに、各種媒体で文筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ともとも

21
休暇といってもゆったりした感覚でなく、 いろいろなキャラクターがおりなす、舞台?映画?のようなドタバタ感。 実際にあったら?という不安、疑問を感じながらも、こういったことって どこにでもあるような? それがどこか、滑稽であり、人間性を感じながらも哀愁を誘っていく。 人生に強烈で、メリハリのある印象を与え、まるでジェットコースターのようなハラハラ感とすっきり感を楽しむことができました。 2016/10/23

umeko

7
子供の頃、本を読む原動力となった挿絵。挿絵の背景が知りたくて、本を読んだことを思い出しました。お洒落な挿絵とともに、ひと時の休暇を楽しみました。2012/12/16

7kichi

0
「ぼくの伯父さん」の方はどうなってしまったのか。2008/11/28

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