中公文庫<br> 世界の歴史〈23〉アメリカ合衆国の膨張

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中公文庫
世界の歴史〈23〉アメリカ合衆国の膨張

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  • サイズ 文庫判/ページ数 545p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122050679
  • NDC分類 209
  • Cコード C1120

出版社内容情報

独自の文化を形成する新大国が第一次世界大戦に臨むまでを活写。

内容説明

十九世紀、南北戦争後の再建を経て世界第一の工業国に変貌した合衆国。政党政治の成熟、ダイナミックな文化の広がる中、英雄達は大衆の夢を具現した。第一次世界大戦に臨むまでの「アメリカの世紀」を活写する。

目次

第1部 独立革命から「アメリカの世紀」へ(巨大であろうとする新国家;建国初期の嵐を乗り越えるなかで;膨張がもたらした栄光と破綻;内戦の嵐をとおして;世界第一の工業国家へ;「アメリカの世紀」を目指して)
第2部 アメリカ文化の展開(新国家の文化を求めて;アメリカン・ルネサンス;金めっき文化の展開;アメリカ文化時代へ)

著者等紹介

紀平英作[キヒラエイサク]
1946年、東京都に生まれる。京都大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科現代史学専攻修士課程修了。京都大学文学部助教授を経て、京都大学大学院文学研究科教授。京都大学文学博士

亀井俊介[カメイシュンスケ]
1932年、岐阜県に生まれる。東京大学文学部英文科卒業、同大学院人文科学研究科で比較文学比較文化を専攻。文学博士。現在、東京大学名誉教授、岐阜女子大学教授。主な著書に『近代文学におけるホイットマンの運命』(学士院賞)『サーカスが来た!アメリカ大衆文化覚書』(エッセイストクラブ賞)『アメリカン・ヒーローの系譜』(大佛次郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

11
米英戦争(1812年、マディソン政権)~第一次世界大戦直前(1914年、ウィルソン政権)までのアメリカの歴史。帝国主義の時代を扱っている。なお、文化史に多くの記述が割かれているのが本書の特徴だ。77頁。1823年、モンロー大統領が対外的に発した宣言、いわゆるモンロー宣言は、表向きヨーロッパ強国の西半球に対する政治的干渉を否定し、反植民地主義原則を示したものであったが、その実今ひとつの狙いは、北アメリカ大陸での合衆国優位の確保、特に、それまで未確定な国境部分が多かった太平洋岸北部地域への領土的関心であった。2017/07/22

KAZOO

9
アメリカの建国後から19世紀の南北戦争を経て第一次大戦直前までを活写しています。私が比較的読む亀井さんが書かれているので、安心して読みました。やはり文化面が充実している気がします。アメリカ史でいえば岩波の全10冊の原典アメリカ史が定番で私も読みたいとは思っているのですが、アメリカの世紀をこの1冊に凝縮しているのでこの本でもかなり満足できました。2014/02/20

MUNEKAZ

7
このシリーズで一国のみを扱っているのは珍しく、おかげで政治史とその背景にある精神・文化についてもじっくり知れるようになっている。政治史で印象的なのは、連邦政府と州政府の権限を巡る対立。南北戦争もこの対立の上で起きたのであり、収め方を失敗すれば神聖ローマ帝国もかくやという状況になったのではないかと思うし、そのほころびは現代においても顔を覗かせる。また後半でのヨーロッパ文化への屈折した感情をのぞかせながらも、独自のアイデンティティを確立していくアメリカ文化の誕生も興味深かった。2017/09/07

tieckP(ティークP)

3
亀井氏が書いたところが、本書には珍しい文学・文化研究者の担当ということで目を引くが、紀平氏のところもアメリカ史を書き慣れている氏らしい分かりやすい書きぶり(そもそもアメリカ史は語りやすいのもあるだろう)。亀井氏の部分は、本人の得意な研究、特にアメリカのヒーローについての分量が多く、史実は紀平氏任せという自由さを感じる。紀平氏の部分は精神史というか、19世紀のアメリカを事実中心ではなく、そこに働いていた心性に着目して描いていて、著者の主観が入っているものの、読者として歴史を知るのではなく感じることができた。2017/08/06

陽香

1
200810252013/09/06

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