出版社内容情報
独自の文化を形成する新大国が第一次世界大戦に臨むまでを活写。
内容説明
十九世紀、南北戦争後の再建を経て世界第一の工業国に変貌した合衆国。政党政治の成熟、ダイナミックな文化の広がる中、英雄達は大衆の夢を具現した。第一次世界大戦に臨むまでの「アメリカの世紀」を活写する。
目次
第1部 独立革命から「アメリカの世紀」へ(巨大であろうとする新国家;建国初期の嵐を乗り越えるなかで;膨張がもたらした栄光と破綻;内戦の嵐をとおして;世界第一の工業国家へ;「アメリカの世紀」を目指して)
第2部 アメリカ文化の展開(新国家の文化を求めて;アメリカン・ルネサンス;金めっき文化の展開;アメリカ文化時代へ)
著者等紹介
紀平英作[キヒラエイサク]
1946年、東京都に生まれる。京都大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科現代史学専攻修士課程修了。京都大学文学部助教授を経て、京都大学大学院文学研究科教授。京都大学文学博士
亀井俊介[カメイシュンスケ]
1932年、岐阜県に生まれる。東京大学文学部英文科卒業、同大学院人文科学研究科で比較文学比較文化を専攻。文学博士。現在、東京大学名誉教授、岐阜女子大学教授。主な著書に『近代文学におけるホイットマンの運命』(学士院賞)『サーカスが来た!アメリカ大衆文化覚書』(エッセイストクラブ賞)『アメリカン・ヒーローの系譜』(大佛次郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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