出版社内容情報
一九四七年、シャネルの聞き語りをまとめた唯一の自伝。才能を華開かせ一大モード帝国を築いたカリスマの知られざる半生記が忠実な訳によって甦る。
内容説明
謎のヴェールに包まれた少女時代から才能を花ひらかせ一大モード帝国を築くまでの半生がシャネルの肉声により甦る。清新な全訳と綿密な注釈により、華やかな恋愛体験、アーティストたちの交流が明らかに。作家モランが書き留めた唯一の回想録の新訳を手掛けるのはフランス文学者山田登世子氏。シャネルをこよなく愛し、オマージュを捧げる。
目次
ひとり
少女ココ
コンピエーニュからポーへ
パリへ
カンボン通り
イタリア旅行
ミシア
ふたたびパリ
ディアギレフ
ド・シュヴィニェ夫人〔ほか〕
著者等紹介
モラン,ポール[モラン,ポール][Morand,Paul]
1888‐1976年。パリ生まれ、フランスの作家。二〇代の若さで外交官となり、世界各地を旅して、小説から評論までコスモポリットな作品を残した。1922年にだした小説『夜ひらく』で一躍文壇にデビューし、ダンディな風姿で20年代パリ社交界の寵児となった。第二次大戦の折りにヴィシー政権の外交官を務め、パリ解放とともに国外追放の身となってスイスに長く滞在。ド・ゴールの引退とともにパリに復帰、1968年、アカデミー会員となる
山田登世子[ヤマダトヨコ]
福岡県生まれ。フランス文学者。愛知淑徳大学教授。ファッション、ブランド、メディア、リゾートなど、近代フランス文化史をベースにした著書多数。パリを舞台にした恋愛小説も書く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
なるみ(旧Narumi)
クナコ
槙
いの