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出版社内容情報
放たれた真紅の花は妖婦カルメンの狂乱の愛の調べ!他に「トリスタンとイゾルデ」「サムソンとデリラ」を収録。究極の愛と死をドラマチックに描き切る三篇。
著者等紹介
里中満智子[サトナカマチコ]
1948年、大阪市生まれ。64年『ピアの肖像』により第1回講談社新人まんが賞を受賞し、16歳でデビュー。翌年、単身上京、漫画家生活に専念する。74年『あした輝く』などにより第5回講談社出版文化賞児童まんが部門賞、82年『狩人の星座』により第6回講談社漫画賞を受賞。近年はエッセイも手がける。漫画家協会常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アイアイ
10
愛の死を描いた3作の物語。自由な恋に生きるジプシー美女カルメンに翻弄される伍長ドン・ホセの歪んでいく愛「カルメン」 婚約者を殺した男を殺そうと毒薬を飲ませたつもりが愛の媚薬で、二人は不倫の末に愛し合う「トリスタンとイゾルデ」 ヘブライ人を支配する為にペリシテ人の女デリラは男を殺す「サムソンとデリラ」 オペラ舞台が漫画で分かりやすく面白かったです。▽図書館2015/06/26
aisu
7
この巻はビゼーのカルメン、サン・サーンスのサムソンとデリラ、ワーグナーのトリスタンとイゾルデのマンガが収録。イタリア、フランス、ドイツのオペラの違いについて解説。どれも粗筋は知っていたが、マンガだとこうなるのか〜と。おかげで印象に残るし、時代背景もわかりやすく、里中満智子、この仕事合ってますねー(←上から目線で失礼します。)いや、ほんと、おかげで助かります。巻末の解説も私のような初心者にはとても勉強になります。2017/03/18
じん
3
ホセがイケメンだった。2018/03/04
ぴよぴよ
3
情熱的すぎて、平凡な日本人にはお話がついていけないが、オペラでなぜあんなに感情的に歌いあげるのか分かった。2012/07/21
ももんが
3
トリスタンとイゾルデってこんな話だったんだ〜。観てみたい。でもワーグナーってことは・・・難しいのかな。2011/08/21