出版社内容情報
花の都のカツ丼を食べそこなったパリ、美しくも青くもないドナウを見たウィーン……。オーボエ奏者として訪れた26都市での爆笑音楽スーパーエッセイ。
内容説明
花の都のカツ丼を食べそこなったパリ、美しくも青くもないドナウを見たウィーン…。オーボエ奏者として訪れた全世界26都市での爆笑音楽スーパーエッセイ。“音楽空想旅行”では、想像の世界にまで飛躍した著者が、前代未聞のオーケストラ短篇小説に挑戦。
目次
音楽空間旅行(ベルリン―空港に到着、すべては、この晩からはじまつた;東ベルリン―今はもう消滅してしまった過去の国;ミュンヘン―落ちついた部屋は、広さ三畳、バス・トイレ無し;サンクト・ギルゲン―別荘でクリスマス?甘い、甘い;ニュルンベルク―新婚旅行のつもりだったんですが ほか)
音楽空想旅行(ドブラックナーフェン『交響曲第五番ハ短調』作品78―ある楽隊の演奏上の理想から作り出された架空の交響曲;ドブラックナーフェンの肖像―死後に指揮をした歴史上でただひとりの音楽家;テンクマ交響楽団―筒井康隆「ヒストレスヴィラからの脱出」へのオマージュ;第九のステージをウサギが舞うとき―「しまった。今日はタキシードだ」)
著者等紹介
茂木大輔[モギダイスケ]
1959年東京生まれ。国立音楽大学(器楽学科オーボエ専攻)卒業後、ミュンヘン国立音楽大学大学院に留学。同大学院修了後、同大講師、シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団第一オーボエ奏者を経て、90年よりNHK交響楽団の首席オーボエ奏者。2001年、日本フィルハーモニー交響楽団を指揮し、指揮者としてもデビュー。活動の幅は作曲、企画、執筆にも広がる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶ
ikedama99
ヤマセミ
yukitalia
Yetina




