中公文庫
植物怪異伝説新考〈下〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 275p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122047020
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C1139

出版社内容情報

長年にわたり集められた「植物怪異伝説」の数々。植物病害史の資料としてはもちろん、民俗学的な資料としても高く評価されている農学博士の名著を、全面改版して復刻。下巻「化異篇(後)」「妖異篇」には、お葉つき銀杏、一夜杉、冬虫夏草、蕉妖、阿古耶の松、蛇笹、不断桜、片葉の蘆など七一項目を収録。解説・大貫茂(写真家)

内容説明

長年にわたり集められた「植物怪異伝説」の数々。植物病害史の資料としてはもちろん、民俗学的な資料としても高く評価されている農学博士の名著を、全面改版して復刻。下巻「化異篇(後)」「妖異篇」には、お葉つき銀杏、一夜杉、冬虫夏草、蕉妖、阿古耶の松、蛇笹、不断桜、片葉の廬など七十一項目を収録。

目次

5 化異篇(続)(発生起原の異常なもの;異常の化生力あるもの)
6 妖異篇(異常の性質、能力あるもの)

著者等紹介

日野巌[ヒノイワオ]
1898(明治31)年、山口県生まれ。東京大学農学部卒業後、1926(大正15)年に宮崎高等農林学校教授となる。宮崎県の自然や民俗に注目し、日向郷土会を主宰、雑誌『日向(郷土志資料)』を刊行する。昭和15年には県立上代日向研究所の民俗部主査となる。昭和17年に陸軍司政官として南方に転出し、その後、山口大学教授・宇部短期大学教授を歴任。1980(昭和60)年に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おりひら

0
上巻と合わせて買ったのが約10年前。やっと読了。 解説に「本書は単なる「植物伝説」をまとめた書物ではない。(略)あらゆる資料を調査した「植物研究の学術書」である。」とあって、全くその通りと思いました。 著者は、文献だけでなく科学的な検知から、その事象などを紐解いている箇所もあり、とても興味深く読ましてもらいました。2015/05/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/33409
  • ご注意事項

最近チェックした商品