出版社内容情報
長年にわたり集められた「植物怪異伝説」の数々。植物病害史の資料としてはもちろん、民俗学的な資料としても高く評価されている農学博士の名著を、全面改版して復刻。下巻「化異篇(後)」「妖異篇」には、お葉つき銀杏、一夜杉、冬虫夏草、蕉妖、阿古耶の松、蛇笹、不断桜、片葉の蘆など七一項目を収録。解説・大貫茂(写真家)
内容説明
長年にわたり集められた「植物怪異伝説」の数々。植物病害史の資料としてはもちろん、民俗学的な資料としても高く評価されている農学博士の名著を、全面改版して復刻。下巻「化異篇(後)」「妖異篇」には、お葉つき銀杏、一夜杉、冬虫夏草、蕉妖、阿古耶の松、蛇笹、不断桜、片葉の廬など七十一項目を収録。
目次
5 化異篇(続)(発生起原の異常なもの;異常の化生力あるもの)
6 妖異篇(異常の性質、能力あるもの)
著者等紹介
日野巌[ヒノイワオ]
1898(明治31)年、山口県生まれ。東京大学農学部卒業後、1926(大正15)年に宮崎高等農林学校教授となる。宮崎県の自然や民俗に注目し、日向郷土会を主宰、雑誌『日向(郷土志資料)』を刊行する。昭和15年には県立上代日向研究所の民俗部主査となる。昭和17年に陸軍司政官として南方に転出し、その後、山口大学教授・宇部短期大学教授を歴任。1980(昭和60)年に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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