中公文庫<br> 怪談―民俗学の立場から

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中公文庫
怪談―民俗学の立場から

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  • サイズ 文庫判/ページ数 241p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122046306
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C1139

出版社内容情報

いるのか、いないのか。『日本怪談集』の著者が、豊富な「実例」をもとに幽霊の謎に迫る。他に類のない怪談学の基本書、堂々復刊!〈解説〉小池壮彦

内容説明

幽霊は、ほんとうに出るものだろうか―私たちは理屈では否定しながら、わりきれぬ実感を持つ。霊魂信仰からいかさま心霊術まで、豊富な事例をもとに「怪談」の謎に迫る。近代社会の片隅に息づく妖怪、幽霊…名著『日本怪談集』の著者による、他に類のない「怪談学」の必読書、堂々復刊。

目次

1 幽霊・妖怪の登場
2 幽霊の歴史性
3 妖怪変化百態
4 神がみの零落と霊魂信仰
5 怪談は生きている
付録 霊魂現象の調査手帖―人生観・思想史を学ぶ人びとのために

著者等紹介

今野圓輔[コンノエンスケ]
1914(大正3)年福島県生まれ。1941年慶應義塾大学文学部国文学科卒業。民俗学専攻。佐藤信彦、折口信夫から民俗学の薫陶を受けるとともに、柳田國雄に師事。毎日新聞に勤務しつつ、民俗学研究所理事、日本民俗学会評議員などを歴任。1982年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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へくとぱすかる

31
今でこそ、怪談・怪異を民俗学研究のひとつの分野とするのは普通だが、ジャーナリスト今野円輔は、柳田国男以来の研究を推し進めて、最初に現代の怪談を対象にした。いわば「学校の怪談」などの登場するきっかけになったと言えるだろう。原著は1957年。当時よりは怪異を肯定する人は少ないと思いたいところだが、たびたび起こる流行を考えると、冷静なスタンスでいることは意外に難しい?2016/11/06

岡部淳太郎

0
資料蒐集の一環として読んだが、ちょっと物足りなかった。2008/09/09

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