出版社内容情報
昭和史の一級史料であり、また日記文学の最高峰として評価される作品。「最後の文士」高見順が見た戦争とは―。
内容説明
「書け、病のごとく書け」と、自らを追いつめるほどに創作の意味を問い続けた“最後の文士”高見順が遺した戦中日記。そこには貸本屋「鎌倉文庫」設立の経緯、文学報国会の活動などが詳細に記録されており、戦時下に成し得ることを模索し、文学と格闘した作家の姿がうかがえる。膨大な量の日記から昭和二十年の一年間を抜粋収録。
著者等紹介
高見順[タカミジュン]
1907年(明治40)、福井県生まれ。30年(昭和5)に東京帝国大学文学部英文学科を卒業後、『故旧忘れ得べき』が認められ、作家となる。作品を発表するかたわら詩作にも力を入れ、武田麟太郎らと「人民文庫」を創刊、戦後は池田克己らと「日本未来派」を創刊し、また評論家として、『文芸時評』『昭和文学盛衰史』を発表した。晩年は日本近代文学館の創立に参加、初代理事長に就任した。65年(昭和40)没
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