中公文庫<br> いずれ我が身も

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中公文庫
いずれ我が身も

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  • サイズ 文庫判/ページ数 210p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122043428
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1195

出版社内容情報

歳にふさわしい格好をしてみるかと思っても、長年にわたって磨き込んだみっともなさは変えられない―永遠の〈不良少年〉が博打を友を語るエッセイ集。

内容説明

育ってしまうのは外側だけにして、内実は不良少年のまま一生を終えたい。葬式だってシャレのつもりでうんとにぎやかに遊んでしまいたい―変化を嫌い、外側の飾りを嫌って無頼に生きた男の晩年のエッセイ。

目次

いずれ我が身も
雑木の美しさ
ばれてもともと
養女の日常
たったひとつの選択
血の貯金、運の貯金
霊柩車が欲しい
年を忘れたカナリアの唄
やや暗のナイター競馬
高校生の喫煙〔ほか〕

著者等紹介

色川武大[イロカワタケヒロ]
昭和4年(1929)、東京に生まれる。東京市立第三中学校を中退。その後、賭場などを放浪する。昭和36年、「黒い布」により中央公論新人賞を受賞。昭和52年、「怪しい来客簿」により泉鏡花賞、昭和53年、「離婚」により直木賞、昭和57年、「百」により川端康成文学賞、昭和63年、「狂人日記」により読売文学賞をそれぞれ受賞する。阿佐田哲也の筆名による作品には、「麻雀放浪記」「新麻雀放浪記」など多数がある。平成元年(1989)、死去
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感想・レビュー

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こばまり

47
【再読】病気自慢が物悲しい晩年のエッセイ。ナイター競馬のお伴に若き日の伊集院静氏の姿が。いねむり先生だ。「上野で警視総監がオカマに殴られ」の記述に先頃読んだ唐十郎氏の「下谷万年町物語」は実話を題材にしていたと知る。2016/12/06

やまちゃん

11
「うらおもて人生録」に癒され、以来氏の著作をたまにぽつりと読んでいます。いろいろな思いや日常の出来事を淡々と語る。みんな来いよ寛げよと言っているようで、ものごとをなめてはいけないよともぽつりと教えてくれる。2018/03/24

ホークス

7
色川武大(阿佐田哲也)晩年のエッセイ集。人間なんてそんなもんだよ、格好をつけてどうするんだよ、と言われている気がする。最近思うのは、麻雀放浪記の登場人物、坊や哲(著者自身がモデル)、ドサ健、出目徳等のタイプは、今もどこにでも居ると言うこと。ただちょっと世の中の金回りが良いために、柄にも無くお行儀よくしているだけで、条件が揃えば、いつでも無頼の本性を現す筈なのだ。その点では男も女もないし、育ちすら関係ない。そんな風に考える自分も、まともかどうかはわからないが。2015/06/30

Nabe

4
エッセイ。時代も考え方も普段は交わらない人の人生を垣間見た気がする。2023/02/22

方々亭

3
色川武大は信用できる。ってのはこちらの勝手な思いなのだけれど、そういう思いが常にある。子供の頃の劣等感とか疎外感から出発して、それに向き合いながら身を処してきているのを示してくれている。自分を大きく見せようなんてところが全くない。読むといつも、いてくれてありがとうってな心持ちになる。そういう作家。2022/08/23

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