中公文庫<br> 戦略戦術の「三国志」

中公文庫
戦略戦術の「三国志」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 282p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122039650
  • NDC分類 222.043
  • Cコード C1195

内容説明

「五丈原の戦い」で、なぜ魏の司馬仲達が勝利し、蜀の諸葛孔明が敗れたのか?「赤壁の戦い」における呉の周瑜の真の勝因とは?呉と蜀に対し、終始、優位に立ち続けた曹操の「三国統一」への戦略とは?そして、全ての戦略戦術の基本となった「兵法三六計」の真髄とは何か!?あの「三国志」の名将たちが披露した戦略戦術―暗殺から人材登用術までを、著者自身の経験と斬新な視点から、大胆かつ詳細に解説する。

目次

安定をもたらすのは、力か金か?―曹操の名案、屯田兵制度がもたらしたもの
武闘派の限界―戦に盲進した将、董卓の悲劇
戦力を左右する組織づくりの秘密―呉はいかにして大軍動員を可能にしたのか
命の源を断たれるな―諸葛孔明はなぜ秦嶺山脈を越えたのか
裏切りは日常茶飯事―同盟政策を牛耳った男、孫権の思惑
戦術上の「休戦」―諸葛孔明の命を縮めたのはなんだったか
目に見えない武器が勝敗を決する―情報収集を怠った劉備の不覚
会戦だけが戦争ではない―謀略のワナはいつも張り巡らされている
読心―心理作戦のポイント―劉備が常用した心理作戦の成果
暗殺という手段―名将はつまらぬ局面で死ぬことはない〔ほか〕

著者等紹介

柘植久慶[ツゲヒサヨシ]
1942年愛知県生まれ。1961年、慶応大学法学部在学中に傭兵部隊の一員としてコンゴ動乱に参加。その後、フランス外人部隊教官を経て、アメリカ陸軍特殊部隊に加わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

21
三国志の戦略戦術をナポレオン等を題材にしながら解説しています。なかなか面白かったです。2022/08/28

Tom Zacky

2
三国志好きにはたまらない^^ ただ、横山三国志好きの方には向かないかも? てか、ちょっと著者の孫権ビイキには辟易、、、 確かに呉は良い人材をもっていたが、孫権の戦略もミスっているところを他の曹操、劉備に比べ、記していないところが納得いかない。もう少し均等に書いて欲しかった。2014/04/20

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