中公文庫<br> 最終戦争論

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中公文庫
最終戦争論

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  • サイズ 文庫判/ページ数 124p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122038981
  • NDC分類 391
  • Cコード C1121

内容説明

まもなく国家殱滅型の最終戦争が起こり、その後に絶対平和が到来する。太平洋戦争前夜、戦史研究と日蓮信仰から生まれたこの特異な予見は、満州事変を主導し日本の運命を変えた。陸軍の異端児は何を語ろうとしたのか。

目次

第1部 最終戦争論(戦争史の大観;最終戦争;世界の統一;昭和維新 ほか)
第2部 「最終戦争論」に関する質疑回答

著者等紹介

石原莞爾[イシハラカンジ]
1889‐1949。山形県生まれ。陸軍大学卒業。陸大教官などを経て関東軍参謀。欧州戦史研究と日蓮信仰から、日本を世界の盟主にとの使命感を得、世界最終戦争論を樹立。その第一段階として、満州事変を主導した。参謀本部作戦課長時代、満州国と一体となった総力戦体制ができていないと日中戦争不拡大を主張。東条英機と衝突し、第16師団長を罷免され予備役となる。その後東亜連盟を指導。敗戦後は全面的武力放棄を唱え、故郷で開拓生活を送った
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

238
おもしろかった。太平洋戦争時代の陸軍参謀で、満州事変を主導したものの日中戦争拡大の是非で東条英機と対立して罷免された軍人さん。思ったよりも短く、これは講演内容の速記がベースになっているためらしい。序盤はフランス革命前後から第二次世界大戦に至るまで、戦争の形態の変遷について独自の解釈を述べ、それから日中戦争、および日米開戦と「人類史上最後の戦争」の持論を展開。のちの原爆を示唆するような「決戦兵器」の出現まで言っている。分析家というよりもロマンチストな感じもあるが、単純に読んでいておもしろい。2018/08/30

とくけんちょ

49
あえて言う。これは新興宗教の類か。今後は決戦戦争の後に、アメリカか天皇が世界を統治し、戦争が無くなり、平和な世界となる。未来を予言していると思わされる部分は多くある。核兵器、その戦争抑止力まで予言しているよう。ただテロまでは読み切れなかったみたい。核兵器も含めたエネルギーの完全自給こそが日本の夢。2022/08/11

双海(ふたみ)

30
非常に面白い。解説で橋川文三の論文「昭和超国家主義の諸相」が引用されている。この論文は以前読んで読書ノートにも感想を記してあるからよく覚えいる。にんまり。2014/05/29

100

28
戦史、科学、宗教などから今後の戦争を予言しているけど、戦争家の言葉なので、戦争ありきの意見になっているし、作者自身が言っている通り、戦史以外の面での考察は説得力が不十分なところも感じられる。その後の戦争は思想対システムの戦いだったのかという考えに至った。2020/03/10

vinlandmbit

28
石原莞爾がどう考えていたか、これを知る重要な一冊です。前半の講演速記もさる事ながら後半の質疑応答が特に石原莞爾の考えを垣間見れます。2018/12/24

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