出版社内容情報
情愛が昂じて怪奇を成す物語の数々―上田秋成の流麗な幻想美を繊細な筆致で描き出す。「菊花の約」「浅茅が宿」「吉備津の釜」「蛇性の婬」の四篇。
内容説明
畏るべきは人の心。深い情愛のかげに潜んだ執念が織りなす妖美怪奇の現象―。流麗な雅文で綴られた上田秋成の怪異小説集から「菊花の約」「浅茅が宿」「吉備津の釜」「蛇性の婬」の四篇を収める。木原敏江の巧みな人物造型を得て抒情豊かに蘇る不可思議の物語。平成九年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。
著者等紹介
木原敏江[キハラトシエ]
1948年、東京生まれ。1969年「別冊マーガレット」に掲載された『こっち向いてママ!』でデビュー。77年、旧制高等学校に通うふたりの少年を描いた『摩利と新吾』を発表する。この作品は、その後七年間にわたって描き継がれ、明治末から大正、昭和と、三つの時代を舞台に展開する一大大河ロマンに結実した。84年『桜の森の桜の闇』『とりかえばや異聞』の発表で始まった連作「夢の碑」シリーズも、97年まで執筆が続いた大作。85年、同シリーズにより第三十回小学館漫画賞を受賞。『アンジェリク』『大江山花伝』『紫子―ゆかりこ―』は宝塚歌劇団で舞台化された
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



