内容説明
多民族が共存するシルクロードの国アフガニスタンは、古い歴史をもつ東西文化の接点である。日本人初の国立カブール大学講師が、一九七五年から七八年、流血革命直前のアフガニスタンを描く。イスラム原理主義勢力タリバンとの大仏破壊をめぐる交渉を補足。
目次
序 二度三度と行きたくなる国
オアシスの日々
私はカブール大学の先生
埋もれた歴史の話
騎馬民族の伝統
砂漠の中の日本人たち
揺れ動くアフガン社会
秘境を行く
著者等紹介
松浪健四郎[マツナミケンシロウ]
1946年、大阪府泉佐野市生まれ。全日本学生レスリング選手権、全米レスリング選手権優勝後、70年、日本体育大学卒業。73年、世界レスリング選手権大会日本代表。75年、日本大学大学院博士課程修了後、アフガニスタン国立カブール大学で指導と研究に従事。88年、専修大学教授、青年海外協力隊専門委員。89年、社団法人日本・アフガニスタン協会理事長。1996年より衆議院議院
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