出版社内容情報
武士道といふは…、武士道といふは…、武士道といふは…!? 屈指のギャグ漫画家の前人未到の試み!! 黒鉄ヒロシが真面目に遊ぶ「武士道」の精髄。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あんさん
12
今更ながら「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり。」は、覚悟を決めて私を無くし奉公すべし、ということか。一方で、人の一生は短いからしたい事をして暮らすべき、と書かれている箇所も。「兼好や西行などは腰抜けの卑怯者である。武士としての奉公ができないものだから隠者を気取っただけなのだ」「朝起きる度毎に心身を鎮め弓、鉄砲、槍、太刀で切られ、大波に呑まれ、大火の中に飛び込み、雷に打たれ、大地震に揺られ、数千丈の崖から落ち、病死、頓死、などといったいろんな死に様を覚悟して、毎朝ゆるみなく死んでおくべきなのである」2025/05/27
DrqYuto
8
図解されていて分かりやすかったです…2020/03/15
トリオネア
8
再読。やはり現代にも通ずる。人に意見を聞いてみる事。人に意見を受け入れてもらえるような人物になる事。一度くらいのあやまちは赦す事。名人も人なら我もまた人。沈黙は金、他。p105~106一部抜粋「目付とは上に厳しく目をつけるのが本来の意味でござる。下々の悪事ぐらいはお国の害になるという程のものではござらぬ。役人は罪人の言い分が立ってできるだけ助かるようにとお取り調べを行うべきであるこれもついにはお家の為になる事にござる」水清ければ魚棲まず。漫画なので難しいものではなく、楽に読める。2019/02/25
6 - hey
7
あのくどくどとした葉隠の面白いところだけをピックアップしたもの。正直、こういうコンパクトな感じで十分だというのが葉隠の最終的な感想。黒鉄先生自身も、最初のほうにしか興味をもっていなかったのが引用箇所から読み取れます(笑)2012/11/07
aisu
6
黒鉄ヒロシ氏は歴史の雑誌で絵とコラムを読んでる限りでは面白いが、この漫画に関しては「なんか全然わからなかった」。「葉隠」は佐賀鍋島藩の武士だった人が出家した後、武士の生き方について語ったものを、別の人がまとめたもの。「武士道といふは死ぬ事と見付けたり」とか。それに黒鉄氏の絵(マンガ)が付いているが、なんでこの絵?これ何?で余計混乱した。2023/12/20
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