内容説明
愛についての思索の歩みを、古今東西の哲学を手がかりとし、現代における愛と性の、そして人間存在の意味を探る。
目次
序 どのように愛に向かうか
1 愛の危機としての現代
2 守られるものとしての愛
3 愛の位相的展開
4 愛の新生と人格
5 現代の愛をとらえるために
6 なぜ性は存在するか
7 愛と性と自己
著者等紹介
今道友信[イマミチトモノブ]
1922年(大正11年)、東京生まれ。48年東京大学文学部哲学科卒業。パリ大学、ヴュルツブルク大学等の講師を経て、70年より東大教授、82年退官。同年哲学美学比較研究国際センターを設立。東京大学名誉教授。パリ哲学国際研究所所長(96―99年)。主著に『同一性の自己塑性』『美の位相と芸術』(東京大学出版会)『エコエティカ』(講談社学術文庫)『知の光を求めて』(中央公論新社)など
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