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中公文庫
長谷川平蔵仕置帳

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  • サイズ 文庫判/ページ数 209p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122037731
  • NDC分類 322.15
  • Cコード C1121

出版社内容情報

火付盗賊改を八年間勤めた鬼平が仕置した盗賊・殺人・博奕など事例を取り上げ、事件の内容、仕置の実態、江戸の刑罰の実際を明らかにする。

内容説明

火付盗賊改め役を務めた長谷川平蔵が、犯科人のお仕置について評定所一座へ伺いをたてた百五十件が「御仕置例類集」に収録されている。本書は、その中から殺人、博奕、盗賊、付け火などの事例をとりあげ、事件の内容、仕置の実態、刑罰の実際等を明らかにする。寛政改革という、特異な時代の犯罪と世相を鬼平の眼を通して描く。

目次

錠前を破ると打ち首
入れ墨敲きのお仕置
紋紙賭博一件始末
河岸荒らしで引き回しの上死罪
米八升の横領で入れ墨敲き
平蔵賭博一掃に乗り出す
八丁堀長屋の写楽
身内を庇った町奉行
堀切花菖蒲園の松平左金吾
褒美欲しさの懸け込み訴え〔ほか〕

著者等紹介

今川徳三[イマガワトクゾウ]
大正8年(1919)、甲府に生れる。昭和16年(1941)応召。復員後は雑誌編集・新聞記者などを経て、作家生活に入る。子母沢寛に師事。日本文芸家協会・日本ペンクラブ・大衆文学研究会会員。主著に『新日本侠客100選』『次郎長一代記―東海遊侠伝』『近藤勇と新選組』『八丈島流人帳』『武田の軍略』『武田信玄』『真説山本勘介』『平蔵組走る―鬼平とその時代』『戦国・江戸かわら版』『幕末を駆け抜けた男たち』など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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