中公文庫<br> 日本史を読む

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中公文庫
日本史を読む

  • 丸谷 才一/山崎 正和【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 中央公論新社(2001/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 406p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122037717
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C1195

内容説明

日本史をどのように読むのか―。三十七冊の実にユニークな本の選択、その本を出発点にして世界を視野に入れた自由な発想、歴史と文学が融合した知の世界を展開する。古代から近代に至る時代の流れを見わたし、日本史の面白さを満喫させる歴史対談。

目次

恋と密教の古代
院政期の乱倫とサロン文化
異形の王とトリックスター
足利時代は日本のルネッサンス
演劇的時代としての戦国・安土桃山
時計と幽霊にみる江戸の日本人
遊女と留学女性が支えた開国ニッポン
近代日本 技術と美に憑かれた人びと

著者等紹介

丸谷才一[マルヤサイイチ]
1925年、山形県に生れる。作家、批評家。1950年、東京大学英文科卒業。『年の残り』で第59回芥川賞を、『たった一人の反乱』で谷崎賞、『後鳥羽院』で読売文学賞、『忠臣蔵とは何か』で野間文芸賞、『樹影譚』で川端賞を受賞。ほかに『笹まくら』『横しぐれ』『女ざかり』『日本語のために』『文章読本』『新々百人一首』『思考のレッスン』『丸谷才一批評家』『闊歩する漱石』など

山崎正和[ヤマザキマサカズ]
1934年、京都に生れる。劇作家。1956年、京都大学文学部哲学科卒業。関西大学、大阪大学教授を経て、現在、東亜大学学長。劇作から文芸評論、アメリカ論、文明評論・社会評論まで活動領域は大変に広い。著書に『山崎正和著作集』12巻のほか、『世阿弥』(岸田戯曲賞)『鴎外 闘う家長』(読売文学賞)『演技する精神』『曖昧への冒険』『柔らかい自我の文学』『戯曲 二十世紀』『大分裂の時代』『歴史の真実と政治の正義』など
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クラムボン

26
歴史の専門家では無い丸谷才一と山崎正和。彼らが「恋と密教の古代」から「技術立国の近代日本」まで8つの時代を語っています。お互いが交代で「注目本を挙げて歴史を語る」方法を取っている。中々賢いやり方だし取り上げた本はどれも魅力的です。本のセレクトには、大事な客人を持て成すホストとしての意識が感じられます。対談相手と読者に対して「こんな本があるよ!どう?(心の中で)知ってた?」 紹介したご本人はきっと内心ニンマリしていたと思う。2022/05/21

KAZOO

24
文春文庫に引き続いての丸谷さんと山崎さんのおもに中央公論に連載されたものを収めたもので中公文庫から出版されています。日本の歴史に関するものがほとんどで8つの対談の中で私が興味をとくにもったのは、「時計と幽霊にみる江戸の日本人」でした。ほかのものも結構面白いのですが、時間の観念がかなり明確に出てきていることを言っておられます。2014/07/07

野の花

19
対談なのに内容が濃くてすごい情報量ですね。全てが分かるわけでもないのですが、興味深く楽しんで読めました。2019/03/06

Yukiho Akechi

15
大作家二人が、37冊の本を元に日本史と日本文学史の形成について大いに語る本! ただし、大分王道から外れた感じ。漱石とか出ないし。おかげで日本最古のロリコン☆白河法皇と璋子(53歳と5歳)、横浜に富貴楼を建てて伊藤博文らを魅了したお倉など、今まで全く知らなかった人たちに興味を持つことができました。また「(生け花とか茶の湯とか、豆腐とか醤油とか)今の日本文化を代表するものは大体室町に出来ている」という内容にも目から鱗。今まであまり興味の薄かった南北朝時代や室町時代を、改めて勉強したくなりました。2017/02/06

しろうさぎ

12
浅学にして紹介された本もその著者もほとんど知らないが、とてもわかりやすい語り口で、まさに上質の文化サロンに同席して盃を傾けながら賢人の談義を聞いている気分になれる。今年旬の平安末期から鎌倉初期「院政期の乱倫とサロン文化」、京都人として考えさせられる「足利時代は日本のルネッサンス」が特に興味深かった。いかめしいもの、威張っているものからはちょっと違うところでしたたかに生きていく「敗者の立場からの生き残り方法」は個人的指針としたい。2022/05/23

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