出版社内容情報
大阪の川柳結社「番傘」を率いた岸本水府と川柳に生涯を賭けた盟友たち…上巻は、若き水府と、柳友たちとの出会い、「番傘」創刊、大正柳壇の展望まで。
内容説明
大阪の川柳結社「番傘」を率いた岸本水府と、川柳に生涯を賭けた盟友たち…。川柳への深い造詣と敬愛で、その豊醇、肥沃な文学的魅力を描き尽す伝記巨篇。上巻は、若き水府と、柳友たちとの出会い、「番傘」創刊、大正柳壇の展望から新興川柳の抬頭までを描く。
目次
第1章 恋せよと薄桃色の花が咲く―水府泡幻
第2章 ものおもひお七は白い手を重ね―「番傘」創刊
第3章 大阪はよいところなり橋の雨―大正の青春
第4章 段梯子で拭いた涙がしまひなり―大正柳壇の展望
第5章 ことさらに雪は女の髪へくる―新興川柳の抬頭
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