中公文庫<br> 完訳フロイス日本史〈10〉大村・竜造寺の戦いと有馬晴信の改宗―大村純忠・有馬晴信篇(2)

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中公文庫
完訳フロイス日本史〈10〉大村・竜造寺の戦いと有馬晴信の改宗―大村純忠・有馬晴信篇(2)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 327p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122035898
  • NDC分類 210.48
  • Cコード C1121

内容説明

有馬晴信(鎮純)を始めとする西国諸侯の改宗が相次ぐなか、竜造寺隆信は大村純忠を大村城から追放し、キリシタン宗門を掌握する。竜造寺軍は更に有馬晴信の島原に侵攻。有馬軍は、家久率いる島津軍の援けをえて、宗門の命運を賭し竜造寺軍と戦い、敵将隆信を敗死させる。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。

目次

ドン・バルトロメウ(大村純忠)が、伊佐早に対して既述の勝利を博した後、全家臣と仏僧らを改宗させようと決意した次第
ベルショール・デ・フィゲイレド師が五島の島々を訪ね、ついで博多の市に居を定めるために派遣された次第、およびかの筑前国からもたらされた成果について
肥前国高来の屋形義貞ドン・アンデレの改宗、およびこの人物の性格について
さらに有馬で生じたこと、およびドン・アンデレ夫人の改宗について
ドン・アンデレの逝去と、当時の高来の布教の不幸な状態について、また有馬教会の最後、ならびに有馬の主要な十字架を切り倒した二人の男の身に生じた災厄について
平戸で生じたことについて
当(一五)七七年に到着したイエズス会員について、ならびにフランシスコ・カブラル師が彼らに指示した次第、およびもたらされた成果について
ドン・アンデレの逝去のために崩壊したキリシタン宗団が、ふたたび回復し再興された次第
我らの主なるデウスが、シナから日本に来た司祭や修道士たちを救い給うた異常で奇跡的な大嵐について
日本人修道士ダミアンの死去について〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

冬至楼均

1
”暴君”竜造寺隆信の死も神の恩寵。隆信を討って有馬(とその領域の切支丹)を救った島津には好意的。まあ島津領は最初に宣教師が上陸した場所でもあるから。2013/12/13

godubdub

0
九州編の第2巻。竜造寺隆信との戦いがメイン。本巻のキリシタンたちは,積極的,戦略的に布教活動に勤しんでいる。そういう裏の視点で見ていくと,目的のためには手段も選ばないといった要素が全くなかったのか,と問い返さざるを得ない。そんなことを考えさせられた一巻だった。本書の最後にはイエズス会の総長からの手紙も掲載されている。強い使命感が彼らを突き動かしていたんだろうと思う。2016/05/04

えんのしん

0
1579年(本能寺の変の3年前)巡察使ヴァリニャーノ来日す。「彼は学徳にすこぶる秀で、従来アジアに派遣されたイエズス会員の内でも最も非凡な人物である」とフロイスに絶賛されている。こんな風にフロイスが身内の宣教師を誉めるのは普通なのだが唯一人フロイスにその人格を絶賛されなかった男がいる。カブラルだ。カブラルはイエズス会日本支部のトップなので本書の中にも頻繁に登場するが、しかしその人物像が誉められた事は一箇所もない。カブラルはヴァリニャーノと激突して日本を追い出される事になるのだが、その顚末すら書かれない。2025/03/19

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