内容説明
フロイスの日本史は、思いがけない視点に立った親知見あふれる新しい日本史―。第六巻は、弥次郎との邂逅にはじまるザビエル来朝の経緯を記す。また布教の拠点が山口から宗麟膝下の豊後に移り、布教がすすむ様子と、大友宗麟の周辺やキリシタン宗門を描く。
目次
イエズス会のメストレ・フランシスコ・ザビエル師が聖なる福音を伝えるために、日本島に赴くことを決意した次第
彼らが日本に渡った次第、および彼らが薩摩に滞在中に生じたその他のこと
メストレ・フランシスコ師が再度、薩摩から平戸に赴いた次第、ならびに彼が同所に二人の従僕とともにコスメ・デ・トルレス師を残し、ジョアン・フェルナンデス修道士とともに山口に向けて出発した次第
司祭たちが山口に帰還した後、この地で成果を生み始めた次第
メストレ・フランシスコ師が山口から豊後国に赴いた次第、および彼がインドから(日本へ)派遣した人々、ならびにコスメ・デ・トルレス師が1551年に山口から出した日本に関する報告について
コスメ・デ・トルレス師とジョアン・フェルナンデス修道士が、メストレ・フランシスコ師が山口を出発した数日後に彼に宛ててしたためた二、三のことの抜粋
山口における事態の進展、ならびにルイス・デ・アルメイダ修道士がイエズス会に入ったことについて
バルタザールガーゴ師がドゥアルテ・ダ・シルヴァおよびペドゥロ・デ・アルカソヴァ両修道士らとともに日本に赴いた次第
バルタザール・ガーゴ師が豊後に帰った次第、およびさっそく彼に生じた苦難について
山口における飢饉、ならびに同地で生じたその他のことについて〔ほか〕
感想・レビュー
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