中公文庫<br> 新版 江戸から東京へ〈8〉小石川 (新版)

中公文庫
新版 江戸から東京へ〈8〉小石川 (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 402p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122034044
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C1121

内容説明

後楽園を中心に、徳川頼房、水戸黄門にまつわるかずかずのエピソード、茗荷谷、白山、音羽にのこる史跡・史話、切支丹屋敷をめぐって幕府の異教徒弾圧の歴史を展開するなど、小石川にのこる江戸生活を描き出す。

目次

小石川の流れ
水戸屋敷の火事
彰考館の由来
硬臣板垣宗胆
光圀卿の色模様
光圀卿の質素
柿をすする坊主
座頭を遠ざけよ
黄金を混ぜた鐘
大力と茶目〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

読書実践家

7
小石川。生類憐みの令と犬の国勢調査。先哲の墓えいである儒者捨場。15万人のキリシタンと幕府の弾圧。灯籠は風情があるなと思った。2015/12/31

にゃん吉

0
後楽園の関係で水戸光圀、切支丹屋敷から弾圧の歴史が厚く記されています。小石川界隈と地理的関係がない話が多いのですが、面白い。界隈の景観の記述に隔世の感。著者ご子息のあとがきがあり、著者没後の昭和40年代に、有志が集い、志ん生が高座に上がったり、徳川夢声らが参加したりして、著者を偲び江戸の面影を語る会が開かれていたとの話があり、半世紀の時の流れに感慨を禁じ得ずでした。 2018/12/29

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