内容説明
来日15年、大阪に在住し、中国と日本の比較文化研究を続ける著者。生粋の大阪ことばだけでなく、現代風の大阪ことば、大阪風の言語表現など、みずからの豊富な体験を交えて調査考察する抜群に面白い生きている日本語。ぼちぼち・ほんま・かめへん・あかん・もうかりまっか等、英語・中国語と対比した例文は、外国人には勿論のこと、高校生・大学生や社会人にとっても必読の書。
目次
序章 大阪ことばによる失敗の数々(「大阪弁」と「大阪ことば」;語尾でもわからぬ肯定と否定 ほか)
第1章 大阪ことばの特徴(大阪ことばの発音と大阪ことばの「柔らかさ」;大阪ことばに見られる「気配り」 ほか)
第2章 大阪ことばの世界(ぼちぼち;好きやねん・大阪 ほか)
第3章 大阪ことば111詞用例集
終章 大阪ことばのあれこれ―インタビュー(大学教授に聞く;「なにわことばのつどい」会員に聞く ほか)
感想・レビュー
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