内容説明
五歳の少女ナオミの家族に忍び寄る戦争の影…。第二次大戦のさ中「敵国人」として苛酷な運命を強いられた、日系カナダ人の迫害の真相とは。詩情溢れる豊かな描写で、歴史の闇に封印されたもうひとつの悲劇を、静かに、そして鮮烈に告白する自伝的長篇。Obasanの原題でベストセラーとなり、全米図書賞他各賞を受賞、日系人の文学作品としては空前の評価を得た巨篇。
五歳の少女ナオミの家族に忍び寄る戦争の影…。第二次大戦のさ中「敵国人」として苛酷な運命を強いられた、日系カナダ人の迫害の真相とは。詩情溢れる豊かな描写で、歴史の闇に封印されたもうひとつの悲劇を、静かに、そして鮮烈に告白する自伝的長篇。Obasanの原題でベストセラーとなり、全米図書賞他各賞を受賞、日系人の文学作品としては空前の評価を得た巨篇。