中公文庫コミック版 ナムジ 〈３〉 - 大国主

安彦良和

中央公論新社（1997/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 283p／高さ 16cm
• 商品コード 9784122029798
• NDC分類 726.1
• Cコード C1179

出版社内容情報

ナムジは、ヒボコを倒すべく大江の砦に乗り込み、剣を交え打ち勝つ。杵築の里は平和を取り戻したが、ナムジはここに留まらぬ大望を持ち始める。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[☆よいこ]

安彦良和版古事記③表紙は長男オオドシ。大江の城攻め、ヒボコが籠城するところへ大将ナムジ自ら数人で侵入。強くなったナムジは一騎打ちで追い詰めるもヒボコ逃走。ヤマシロヒコ急逝。ヒボコの残党を追う中、淡海で徐福子孫の一族に負け負傷したナムジは死にかける。スクナビコナは自分の命と引き換えにナムジを助けてほしいと願う。絶体絶命の危機の中オオドシが助けに来る。オオドシは筑紫に興味をなくす。ヤマト国は筑紫から畿内へ移動していた説。次男ミナカタ誕生。▽誓約ってスサノオとヒミコか。独自解釈すごい。

2022/07/13

[けやき]

【再読】安彦版古事記。漫画。3巻。

2024/08/24

[karutaroton]

大江山の鬼ってことは、ヒボコは酒呑童子の祖先？磐船神社の巌窟巡り大好き。新宮に徐福公園ってあったな。とか、色々訪れたところが出てきてそれだけで面白い。ミホツヒメやコトシロヌシは出てこないのかなー。

2024/08/16

[shimashimaon]

出雲から筑紫に勢力を及ぼし、そして奈良盆地の王権のルーツに迫る。スサノオの、オホナムヂとは別の系統、オオドシ(オオトシ、大年？)がほぼ主人公。知的でイケメンです。確証のない一つの説だそうですが、大物主？とっても面白い！稲羽の白ウサギであるイセポの役割が絶妙。このような神話があるなら読んでみたいです。

2023/03/10

[cameraf6]

はっきりとした歴史的事実が何もない想像の中の古代史なので解せない部分が多分にありました

2013/07/05