内容説明
医学生から外交官への転身。プロシャ貴族の娘エリザベートとの結婚。幕末の不平等条約改正と憲法制定、そして若き軍医森林太郎との劇的な出会い―。自ら「世界男」と自負してはばからなかった明治の異才官僚、青木周蔵の波瀾万丈の生涯と日本の近代外交創成の日々を活写する。全三巻。
目次
第9章 木戸と青木と憲法原案第一号
第10章 明治六年政変の嵐の中で
第11章 白女房
第12章 “世界男”の自負
第13章 伊藤VS大隈〈その一〉
第14章 伊藤VS大隈〈その二〉
第15章 憲法調査
第16章 大発見