内容説明
古代日本は、中国の律令法を摂取し、天皇を頂点とする国家機構を完成させるに至ったが、その政治体制は、歴史上いかなる意義を有するのか。律令国家の特質とその後の展開を、政治・経済・思想面から検証する。
目次
1 律令制と天皇
2 東アジア外交と日本律令制の推移
3 律令軍制の形成
4 古代国家と地域社会
5 律令国家財政の骨格
6 日本古代における所有の問題
7 大仏造立と神仏習合
8 律令国家の変質と文化の転換
9 古墳時代の終末と律令制の成立
古代日本は、中国の律令法を摂取し、天皇を頂点とする国家機構を完成させるに至ったが、その政治体制は、歴史上いかなる意義を有するのか。律令国家の特質とその後の展開を、政治・経済・思想面から検証する。
1 律令制と天皇
2 東アジア外交と日本律令制の推移
3 律令軍制の形成
4 古代国家と地域社会
5 律令国家財政の骨格
6 日本古代における所有の問題
7 大仏造立と神仏習合
8 律令国家の変質と文化の転換
9 古墳時代の終末と律令制の成立