内容説明
憧憬の西域、天山山麓の大草原に立って、宿年の関心であった中国周縁にひろがる地と人々の歴史と風貌、遊牧と農耕の暮らし方を語る「イリ十日記」や「古朝鮮の成立」「倭の印象」など、中国・朝鮮・日本を連関して観ることから普遍文明について地球規模で考察する雄大なエッセイ集。
目次
天山の麓の緑のなかで
イリ十日記―天山北路の諸民族たち
文明論への重要な資料
鮮やかな光度をもつ北方文化
沸騰する社会と諸思想
複合された古代世界の舞台
漢字と孔子
『叛旗』と李自成のこと
古朝鮮の成立
アラブと錠前
友人の旅の話
倭寇と老熟
倭の印象
高野山管見



