中公文庫<br> 金子光晴と森三千代

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中公文庫
金子光晴と森三千代

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  • サイズ 文庫判/ページ数 239p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122025578
  • NDC分類 911.52
  • Cコード C1195

内容説明

時とともに新しい金子光晴の詩のエスプリを誰よりも愛し、吸収した妻森三千代。中国から東南アジア、ヨーロッパへと、夫婦別々に、あるいは手をたずさえての放浪生活―ひとびとが戦争に疲弊しきっていた中で、時代に流されることなく、個として生きつづけたふたりの深い絆を、鮮烈な詩人の眼で描く。

目次

第1章 気がつけば大詩人の女房
第2章 “あしながおじさん”を捜す
第3章 古典を読む
第4章 森三千代仏語詩集『詩集インドシナ』
第5章 男と女の象
第6章 “道行南方洋”
第7章 光晴の「令嬢」志向(講演録)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マーク

4
31 わかりづらい展開もあるが、面白く読んだ。「森三千代抄」及び牧羊子作品も読んでみたい。習いたてのフランス語での詩作、信じがたい。 ●森三千代の伝記のような体裁。小説和泉式部。少女プラスアルファから破天荒な海外漂流。時代を考えるととても数奇な人生。 ●金子光晴 ニヒルスティックではあるがデカダンにはならなかった。 ●森三千代が金子光晴に口説かれた時いた恋人は吉田一穂、詩人。 ●実物はもっと野生的だった 2021/02/26

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