内容説明
鉛筆や万年筆から生まれる文学、絵画、音楽、建築―創造と夢を生みだす、手になじんで放せないとっておきの掌中の一本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yuji
9
かなり古い本ですがブックオフ発見し購入。フルハルター森山さんの写真が若いです。前半は鉛筆の研究で知らないこと多数。日本にも矢立というのがあり元祖万年筆。いつでも筆で文字が書ける。最初の万年筆はペン型ではなく針金のペン先。明治2年に輸入し丸善で販売。針金をインクに浸して書くのかな?ペン型は明治25年ウォーターマンが輸入されペン付き万年筆となりペン付きが取れたのが明治38年。万年筆を好んで使っているがフィルムカメラくらい斜陽産業といったら言い過ぎか。レコードくらいかも。不便が趣味性を高める。手巻き時計しかり。2025/01/20
よっちゃん
3
私の好きなビジュアル文庫。鉛筆と万年筆の歴史を中心に纏めた話。こんなに沢山の鉛筆メーカーが世界に有ったとは万年筆メーカにしても知らないことばかり勉強になった。2019/07/15