中公文庫<br> 窯変 源氏物語〈5〉

個数:
  • ポイントキャンペーン

中公文庫
窯変 源氏物語〈5〉

  • 橋本 治【著】
  • 価格 ¥1,361(本体¥1,238)
  • 中央公論新社(1996/01発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 24pt
  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月27日 22時36分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 474p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122025219
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

syota

35
須磨から戻り、着々と栄華への道を歩む光君。今昔物語を彷彿とさせる独立したエピソードの「蓬生」を除けば、比較的順調に話が進む部分なのだが、橋本さんの手にかかると、人の心の襞を覗き込むような濃密な心理ドラマに変貌してしまう。特に、明石の方の性格付けは独特。控えめで理性的という従来の印象をひっくり返すような描き方には驚かされたが、生身の女の息遣いが立ち上ってくるようで、ずしりとした読み応えがある。ただ、光君目線での一人称で語られるので、相手が意のままにならないと、とたんに悪く言う傾向はあるように思う(苦笑)。2024/04/10

LUNE MER

15
末摘花の再登場〜秋好む中宮との攻防戦(光源氏の敗北)。有名な末摘花だが、「末摘花」の帖にて仲介役であり今回出番なしの大輔の命婦こそが魅力的なヒロインだったわけでちと寂しい。そして個人的に嫌いなシーンベスト3に確実に入るのは、明石の上との間に授かった娘を紫の上の養子にしようと画策するところ。特に窯変は光源氏の一人称で語られるので彼のエゴが明晰に言語化されており、嫌悪感が溢れる。ただ、当時の身分社会を前提としたときに娘の幸せのために取り得る唯一に近い手段だということについては関係者がみな納得しているのも事実。2021/09/08

かふ

12
各帖がページ数以上に長く感じるのは光源氏のモノローグがどこまでも問いのなかに彷徨っているからだろうか?「蓬生」は待つだけの末摘花が姫として宮廷に上がっていくファンタジーとして面白い。続く「関屋」「絵合」ではぐっと明るい調子になっていく。「関屋」では空蝉よりも小君の不服従に腹を立てる。「絵合」がこんなにも明るく感じられたのはそれまでの経緯があったからだろうか?「松風」は再び待つ女と母でありながら愛人である悲しみ。光源氏は母たちをどん底に落とす悪魔大王なのかと思うほど酷い。2024/04/04

みほ

3
嫉妬を恐れる普通さに笑う。しかし、御息所の哀れ。2013/12/09

チンズ

1
いよいよ光源氏の絶頂期。そこでここからかつての女性たちのおさらい連発。 光源氏の一人語り形式をとってるから面白いのか、元々の原作がいいからなのか。。原作ではどう書かれているかますます気になってくる。 そして、どんどん続きが読みたくなってくる。2018/12/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/484699
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。