中公文庫<br> 日本の埋蔵金

中公文庫
日本の埋蔵金

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  • サイズ 文庫判/ページ数 472p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122024205
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C1195

内容説明

「地面を掘るより資料を掘れ」と説く埋蔵金研究の最高権威が、足で稼いだ貴重な証言と資料をもとに、五十年がかりで調べ上げた埋宝地は二百カ所にものぼる。なかでも、その規模と信憑性から三大埋宝と称される「多田銀山」「結城晴朝の埋宝」「赤城の埋宝」を、ライフワークというべき大著より厳選。埋宝の核心に迫る。

目次

多田銀山(源氏の宝庫多田銀山;和製巌窟王;多田銀山埋宝の疑点 ほか)
結城晴朝の埋宝(結城晴朝の埋蔵金;転々する埋蔵秘図;城址発掘に数億円 ほか)
赤城の埋宝(赤城の三百六十万両;山は語らぬ赤城の謎;蟻の十渡りの殺刃 ほか)
埋蔵金と共に五十年

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

CTC

9
95年中公文庫、単行本は73年番町書房(主婦と生活社のセカンドブランド)刊。著者は“保阪正康編”で新潮文庫になっている『秘録 陸軍中野学校』の著者なのだが…まず著者が埋蔵金伝説と関わった動機が凄い。難波大助の虎ノ門事件の捜査から身を躱すために、伝説のある休業中の銀山に隠れたというのだ。埋蔵金の話に辿り着く前にこの話やらリットン調査団買収の話があって…これらが本当に与太話のようなテンションで記されるのだが…前述のように保阪さんが信じるくらいですからねぇ、ちょっと捨てきれない魅力があるのも事実だ。2021/07/13

Ikuto Nagura

2
糸井重里が憑かれたように赤城山を掘っていたのは、もう25年位前のことだ。結局、埋蔵金は見つからなかったけど、正史の裏側の魅力と、オカルトな妖しさと、最新土木技術の力強さに、ワクワクしながらテレビを見たものだ。本書は、そんな埋蔵金のロマンに満ちている。「あと一尺掘れば出るはず」と、全財産と人生を発掘に賭ける一族の執念。心のどこかで眉唾かと疑えば、赤城山中の道路工事現場で人夫たちが小判を分け合っていたなんて記事が、さらっと出てくるし…。そして埋蔵金専門家とまで呼ばれる畠山清行とは、なんと特異な作家なのだろう。2015/12/06

ふじ

1
著者は日本の埋蔵金研究の第一人者と呼ばれる人物です。本書では、日本の三大埋宝と称される「多田銀山豊臣家の財宝」「結城晴朝の埋宝」「赤城山の徳川埋蔵金」を中心に詳しく述べられています。文章は読み物風にまとめられているので、大変読みやすくなっています。2010/10/30

lovejoy

0
★★★2020/04/23

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