内容説明
「好みに拘わらず、日々の生活は韓日二刀流」、「国際化は異文化との出会いから始まる」と、韓日比較文化を問い続ける著者の、比較文化論による日本文化と日本人論。没個性的といわれる日本人が国際社会の一員として生きるための必読の書。
目次
第1章 日本人と「和」
第2章 日本的コミュニケーション
第3章 聖なる道
第4章 圧縮型文化
第5章 残忍性と美意識
第6章 能面のような日本人
第7章 現代の冥途の飛脚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
13km
1
やはり日本を他国と比べるなら一番適当な国は韓国になるのだろうか。なんだか似てない点だけが目に付いてしまう昨今。2013/04/10
もっち
0
「日本の文化は圧縮型」という話は大いに納得した 本音と建前の日本的コミュニケーションはめんどくさいよなあと思いつつ、自分が発する段になるといろいろと留保したような表現を重ねてバランスを取ろうとする嫌いがなくもない 日本の文化芸能での「死」の扱いの多さや残酷さ、は世界的にそれほど顕著なんだろうか? 「韓国の古典は大抵最終的にはハッピーエンド」というのは結構カルチャーショックかも2015/04/08
禁酒パンヤ
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残念ながら今は在庫切れのようで中々手に入りにくいようですが。日韓の比較文化を論じている韓国の方のかかれたこの本。外から見た日本文化に対する視点が非常におもしろい本でした。




