中公文庫<br> 言い触らし団右衛門 (改版)

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中公文庫
言い触らし団右衛門 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 325p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122019867
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

内容説明

おのれの武芸才能を主君に認めてもらうにはPRが一番と、ひたすら売名に専心した塙団右衛門の珍妙な物語をはじめ、戦国末から江戸にかけて活躍した豪傑後藤又兵衛、岩見重太郎ら、乱世を懸命に生きる男たちの豪快な生と死を著者独自の視点から取り上げた面白さ無類の短篇五篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

54
乱世を懸命に生き抜く男たちの群像劇がたまりません。生と死を豪快に描いていますが、司馬史観ならではの語りで面白い短編集になっているように思いました。2023/02/01

優希

51
面白かったです。独自の視点から語られる歴史短編集。乱世を生き抜く男たちのあり方が格好良いと思いました。賢明に生きる豪傑たちの生き様に惚れずにはいられません。2021/10/13

AICHAN

35
図書館本。蔵書を売り払ってから初めての再読。表題作のほか「岩見重太郎の系図」「売ろう物語」「雑賀の舟鉄砲」「おお、大砲」を収録。戦国時代は自分をどう売り込むかの時代だった。だから塙団右衛門(「言い触らし団右衛門」)や後藤又兵衛(「売ろう物語」)のようなアクの強い売り込みをする人間が大勢出た。現代日本人とあまりに違って見えるが、こうなったのは江戸身分体制が300年近くも続いたからだろう。江戸時代がなかったら日本人はもっと個人主義の強い民族になっていたと思う。2018/01/07

そうたそ

30
★★★☆☆ 戦国時代から江戸時代にかけて、乱世を生きた人物の生と死を描く短篇集。何と言っても特筆すべきは表題作。「言い触らし」とタイトルにもある通り、己の武芸才能を認めてもらうために、とにかく自己PRに奔走する塙団右衛門の姿が描かれる。自らの生き方を突っ走った結果、最後での豪快な死はまさにその生き様を表しているかのように思う。今でも何かと売名に走る自己顕示欲の強い人っているよなあ……、良くも悪くも。「おお、大砲」は、虚しくも滑稽な結末が独特の読後感を残す。ここでの「大砲」は何か別の象徴でもあるように思う。2014/09/07

ぼちぼちいこか

24
言い触らし団右衛門、岩見重太郎の系図、売ろう物語。雑賀の舟鉄砲、おお、大砲、の5話。言い触らし~は自分の名声を言い触らし、職を見つけている男。岩見~は盗んだ家系図を自分の家系図にすり替えて話。雑賀の~は他の作品とちょっと雰囲気が違った。売ろう~は幼馴染が出世し、道警の思いを馳せたおとこ。最後のおお、大砲が一番面白かった。 2020/11/25

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