内容説明
殺意の瞬間に愛憎のドラマは完結する。夫婦、男と女、刑事と犯人、サラリーマンと上役―。ありふれた日々のわずかな隙間に生じる人生の蹉跌。ふつうの人間を殺人という非日常にみちびく激情の不可思議を端正に描く、恐怖の短篇14話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ドント
6
この情報量のない書名はどうにかならんもんか。それはさておき、なんということはなくサッとはじまってサッと終わる。特別などんでん返しとか衝撃の結末が待っているわけでもない。けど異様に読みやすくツルッツルにいけてしまい、気づくと読み終わっている。この昭和の中間小説・娯楽小説の力みのなさ、それゆえの飲み下しやすさというのは、インターネットの時代にはちょいと薄味かもしれないけどやはりひとつのすごさが宿っているように思うのだ。お気に入りは「オチ」がなく、実にイヤなところで終わっちゃう巻頭短編「尾行者」2022/03/15
きりん
2
昭和の香りがプンプン漂う短編集。今読んでも十分楽しめた。2018/07/28
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