中公文庫<br> チベット遠征

中公文庫
チベット遠征

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  • サイズ 文庫判/ページ数 478p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784122019331
  • NDC分類 292.29
  • Cコード C1126

内容説明

神秘的な僧院、嵐をついて高原を進むキャラバン、精霊がささやきかわす峠、洞穴の中でひっそりと死を待つ隠者…。中央アジアに魅せられた探検家ヘディンが、3度の遠征で目撃・体験したチベットの自然・地理・風俗を、従者や現地の友人との交流を交えて克明に描き出す。自筆の挿絵282枚つき。文庫オリジナル。

目次

1 チベットへの最初の潜行
2 未知の国
3 モンゴル人と盗賊
4 チベットの中心部へ
5 変装してラサへ
6 カムバ・ボンボの捕慮
7 禁じられた国への再征
8 無人地帯の3カ月
9 遊牧民の故郷
10 トランスヒマラヤを越えてシガツェへ
11 タシ・ルンポの新年祭
12 タシ・ラマと彼の寺院都市
13 神秘的な僧院
14 ブラーマプトラ川の水源と聖湖
15 インダス川水源の発見
16 殺人的な冬の旅

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雲をみるひと

27
ロプノールで有名なヘディンのチベット探検記。辿ったルートや起きた出来事はもちろん、連れていた家畜の動向などかなり詳細に書かれている。ただし、地名に加えチベット、モンゴル系の人名が覚えにくいことに加え訳本の宿命かもしれないが文体的に読みやすいとは言えない。何度も急死に一生を得る激しい旅の中で、訳が嵌って臨場感を感じる箇所も多いので少し勿体無い。2023/07/29

ツクエカジリ

1
寝る前のお供みたいな感じで、古本屋でゲット。美しくも厳しいヒマラヤの自然と、当地で出会う人びとの豊かな描写。まるでチベットに行ったみたいな気分になりながら、ぐっすり眠れてます。マニ車ほしいなあ。2025/02/19

samandabadra

0
 500ページ超の大著、万骨枯れて一将成るということがまざまざと見える作品。彼にとっては冒険であるが、万骨にとって彼がやったことは「偉業」だと理解できただろうか2011/02/08

Kaname Funakoshi

0
20世紀の初頭、ヨーロッパ人としてチベットの深淵に最も近づいたスヴェン・ヘディンによる探検記(一般人向け)。かくもヒマラヤ北部は厳しいものであるとのことよ2020/09/24

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