内容説明
西南の役のさなか、睡眠中に木戸は突然「西郷も大抵にせんか」と大声で叫んだという。役の結果を知らぬまま、新生日本の行く末を案じつつ45歳で没したその生涯は、苦難に満ちた明治政府の形成過程そのものだったのである。巻末に詳細な出典一覧・人名索引を付す。昭和62年度菊池寛賞受賞の大作。
西南の役のさなか、睡眠中に木戸は突然「西郷も大抵にせんか」と大声で叫んだという。役の結果を知らぬまま、新生日本の行く末を案じつつ45歳で没したその生涯は、苦難に満ちた明治政府の形成過程そのものだったのである。巻末に詳細な出典一覧・人名索引を付す。昭和62年度菊池寛賞受賞の大作。
東京都公安委員会 古物商許可番号 304366100901