中公文庫<br> チャウシェスク銃殺その後―ルーマニアはどこへ

中公文庫
チャウシェスク銃殺その後―ルーマニアはどこへ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784122017993
  • NDC分類 302.391
  • Cコード C1122

内容説明

1989年11月、ベルリンの壁撤去から東欧諸国に吹き荒れた民主革命。その大波は共産主義の孤塁を守ってきたルーマニアにも及び、遂に独裁者チャウシェスク夫妻の銃殺という結果で終わった。東欧唯一の流血革命を体験した後、政党の複数制・市場経済への移行と複雑困難な政治、経済の問題をかかえ、ルーマニアはどこへ行くのか。

目次

第1章 エレナ大統領夫人の専横
第2章 国民を苦しめた3つの罪悪―飢え・暗闇・無暖房
第3章 誇大妄想狂チャウシェスク―2世紀は続くドナウ運河の赤字
第4章 野心と虚栄の未完成大宮殿
第5章 国民の血と汗で210億ドル外債完済
第6章 流血革命後のブカレスト新名所
第7章 ルーマニア経済を脅かす―ヤミ・ドルの横行
第8章 「6ヵ月のモラトリアム」実施
第9章 自由化で物価2倍、為替ルーと切下げ
第10章 ルーマニアはどこへ行く

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

29
チャウシェスク夫妻でどのような人物であり、何をしたのかの概要を知ることができます。また独裁政治の悲惨さや後への影響もよく伝わりました。2023/02/25

扉のこちら側

29
初読。2015年217冊め。ベルリンの壁撤去から独裁者チャウシェスク夫妻の銃殺。民主革命は政治と経済との凄まじい対決だった。2015/03/05

桐一葉

0
2013.4図書館 ドナウよ 静かに流れよ を読んでからルーマニアが気になって気になって 独裁者っていかにしてそうなったかっていうのも気になる

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