内容説明
吉行淳之介、水上勉、加賀乙彦、五社英雄、緒形拳氏など、現代を代表するステキな１０人の男性たちと心を開いて語りあう、文学、芸、旅、人生―。華やかなベストセラー作家の創作の秘密、思いがけない生活の風景、関心事がさらりと語られる、待望の対談集。
目次
女と男のほどよい関係―吉行淳之介
「語り」文学の根―水上勉
取材の面白さについて―神津善行
『陽暉楼』女と男の華と泥―五社英雄
船の旅について―常盤新平
『天璋院篤姫』について―綱淵譲錠
宮尾文学の魅力―小松伸六
『櫂』をめぐる父と子―緒形拳
健康をめぐって―加賀乙彦
地唄三紘の世界―富山清琴
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
oskrt
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宮尾登美子さんの対談集 面白い対談集ってあんまり記憶無いんだけど、これは面白かった 一人一人が結構短い その分話のポイントが絞られている感あり■宮尾さんの口調は上品で穏やかだけど芯が通っていて揺るがない 小説と全く同じですね 小説って作者の人となりが出るんだなあと、改めて感じた■対談相手については、皆魅力的だけど、あえて言えば緒形拳が心に残った とらえどころが無い感じの人ですね でも役者魂みたいなモノを感じました2017/04/04
