中公文庫<br> わたしは鍵師

中公文庫
わたしは鍵師

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  • サイズ 文庫判/ページ数 217p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784122015258
  • NDC分類 581.5

内容説明

あなたは今、何本鍵をお持ちですか。成年男性は平均6本、女性は5本といわれている。大事な鍵を失くしたら、もう壊すしかないのか。否、否。アメリカに学んで、この道30年の鍵師が、最もむずかしい金庫を中心に、あらゆるロックを開けます。

目次

鍵師、街を行く(中身は浮気の手帳だった;生番組で金庫破り;メーカーとの微妙な関係;故人の金庫と遺族の期待;強制捜査に同行する;関取の金庫から出てきた鍵;鍵師、現場検証に立ち合う;落書、証拠を残す)
鍵と錠前、そこが知りたい(金庫の開け方;金庫破りの攻防史;最新ホテルの錠前システム;自動販売機の錠前;郵便ポストの合い鍵は12種類;銀行の大金庫は安全か)
世界の金庫(イギリス―金庫の老舗;アメリカ―技術の最先端をゆく;フランス―王朝風の精巧さ;ドイツ―優秀な機械工業の集約;日本―永く続いた輸入、模倣時代)
映画、小説にみる金庫破り(映画―視覚は貪欲;推理小説―ハイテク鍵に追いつくか)
ルーツを探る(ラコーニアの鍵;西アフリカ、バンパラ族の鍵;仏教圏の錠前「南京錠」;ヨーロッパ中世の錠前)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

儚俣

1
非常に面白かった。金庫の中身には一切関知せず守秘義務を守るといいながら、金庫は毎回中身まで細かく書き、個人を特定出来る情報まで付け加える(笑)また、聴診器を使うのは素人考えと言いはなっておいて自分も使っているし、『金庫破り』と呼ばれるのは気に入らないといいながら仲間内ではお互いをそう読んでいる(笑)後半の鍵の歴史を学術的に語る人とは同一人物とは思えない。2012/05/23

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