内容説明
あなたは今、何本鍵をお持ちですか。成年男性は平均6本、女性は5本といわれている。大事な鍵を失くしたら、もう壊すしかないのか。否、否。アメリカに学んで、この道30年の鍵師が、最もむずかしい金庫を中心に、あらゆるロックを開けます。
目次
鍵師、街を行く(中身は浮気の手帳だった;生番組で金庫破り;メーカーとの微妙な関係;故人の金庫と遺族の期待;強制捜査に同行する;関取の金庫から出てきた鍵;鍵師、現場検証に立ち合う;落書、証拠を残す)
鍵と錠前、そこが知りたい(金庫の開け方;金庫破りの攻防史;最新ホテルの錠前システム;自動販売機の錠前;郵便ポストの合い鍵は12種類;銀行の大金庫は安全か)
世界の金庫(イギリス―金庫の老舗;アメリカ―技術の最先端をゆく;フランス―王朝風の精巧さ;ドイツ―優秀な機械工業の集約;日本―永く続いた輸入、模倣時代)
映画、小説にみる金庫破り(映画―視覚は貪欲;推理小説―ハイテク鍵に追いつくか)
ルーツを探る(ラコーニアの鍵;西アフリカ、バンパラ族の鍵;仏教圏の錠前「南京錠」;ヨーロッパ中世の錠前)
感想・レビュー
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