内容説明
〈ベトナム解放〉とは何か。解放後のベトナムに本当の平和は訪れたのか―民族の独立に半生をかけた南ベトナム臨時革命政府の元閣僚が、血をはく思いで指導部の矛盾と変質、権力と抑圧を告発し、解放のからくりと正体を証言によってあばく。
目次
第1章 脱出
第2章 解放戦線への道
第3章 投獄
第4章 ジャングルへ
第5章 サイゴン陥落
第6章ホアビン(平和)
第7章 中ソの谷間で
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yokmin
21
p-188. 「75年4月30日のサイゴン陥落によるベトナム戦争の終結に道を開いたのは、実にウオーターゲート事件(74年8月、ニクソン大統領辞任)だったと言ってもよいのではなかろうか」 ところでベトナム戦争の究極の勝者は誰か?現時点で判断すると、アメリカのような気もするが・・2023/03/26
Mr.deep
2
インタビューパートと作者の情勢分析解説パートとの落差が酷い。どうしてこの世代の記者上がりの文章はこうも読みにくいnだろう2019/09/08
OMO
0
面白さ:○ 興味:○ 読みやすさ:△ 新鮮さ:○ 文学的云々:×2020/06/12