中公文庫<br> 雪煙をめざして

中公文庫
雪煙をめざして

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  • サイズ 文庫判/ページ数 239p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122009998
  • NDC分類 290.9

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Satoshi

6
エベレスト冬季登頂を成し遂げた後に行方不明となった加藤保男の自伝。素朴な文章で厳しい登山を描いている。内容に脚色がなく、困難状況でも淡々と述べており、読んでいてハラハラさせられるものではないが、著者の山への思いが伝わってくる。命を懸けなければヒマラヤなどの厳しい登攀は成功しないという著者の意見を見ていて、この人は長生きしないなと素直に思ってしまう。2016/11/24

つちのこ

1
1990年頃読了

ゆぷ

1
淡々と書かれていますが、成し遂げた内容が本当にすごいです。九死に一生を経験してきた加藤さんが後書きで残した言葉が心に響きました。加藤さんの活躍をもっと見たかったです。2019/07/18

yamakujira

0
冬のエベレストで、登頂後に行方不明となった登山家、加藤保男が遺した山行記。うまい文章ではないけれど、困難を求め続ける姿勢には圧倒される。 (★★★☆☆)

プヨ

0
最後の登山となったエベレスト冬季登攀の準備の様子があとがきに短く書かれていて「生きて帰ってくる。山では絶対死なないぞ!」という言葉があって胸が詰まった。死の危険があっても登ることを止められない山の魅力って何なんだろう。自分との闘い、仲間と分かち合う喜び、雄大な自然、奇跡のような風景。色々想像はしてみるけど、きっと登ったものにしか分からない世界があるんだろうな。2011/12/23

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