中公文庫<br> 名曲決定盤 〈下〉

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中公文庫
名曲決定盤 〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 359p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122008717
  • NDC分類 760.8

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひばりん

9
上巻にある「ルビンシュテインは指が思考を追い越している」の評が、頭の中に残って、演奏とズレながら動く思考とはなんであるのか考えながら読んだ。下巻には主に歌手と指揮者への評が収録されるが、とくに指揮者評が手厚い。あらえびすは、必ずしも作曲者意図の再現ばかりに価値をおかず、指揮者の表現領域をかなり寛容に認めているし、トスカニーニの暗譜も指揮者の自由な表現を促進する手法だと解している。その上で、オケへの「注意」と曲への「情熱」が両立しているかどうか、そこに批評の軸をおいているように読めた。成程。2021/03/16

おとん707

8
下巻では声楽、管弦楽団と指揮者などの名盤が取り上げられている。今からおよそ100年ほど前に録音されたレコードを中心に語られる。戦争の足音が迫る昭和10年代によくもこれだけのレコードを聴いたものだと感心する。録音が電気録音以前で音が悪いとか、近頃の蓄音機では縦振動レコードがかけられないとか、想像もつかないことだが読んでいて楽しい。かき餅に針を当てるような粗悪な音とはどんな音かな。大歌手カルーソーの「マノンの夢」をクレーマンに比べれると豚が吠えるようなものだ、とは辛らつだ。昔の音が聞こえてくるようだ。2020/12/29

ataka

1
再読。下巻は指揮者、歌手、弦楽四重奏団がメイン。SP 盤時代ということもあり、交響曲のような大作が数少なく、上巻に比べて魅力は一つおちる。2012/08/22

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