感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wuhujiang
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下巻は東条内閣倒閣後から近衛の死あたりまで。上巻と違って内容は多岐にわたる。いちばん印象に残ったのが高松宮が近衛グループに対して不満を露わにする……という言葉で片付かないほど怒る箇所。体制転換の話ばかりして、具体的なプランがない点。天皇に直接上奏しようとしない点。終戦に向けて積極的な行動をしない点。自分も本書を読むと似た感想を持った。2024/03/20
