感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
6
「たまとたましひとは、近世的には、此二つが混乱して使はれ、大ざつぱに、同じものだと思はれて居る…日本人のたまに対する考へ方には、歴史的の変化がある。日本の「神」は、昔の言葉で表せば、たまと称すべきものであつた。それが、いつか「神」といふ言葉で翻訳せられて来た」「昔は、日本の国中、陸地に於いては、馬ほどの強さを思はせるものはなかつた。其が一歩、河に踏み入ると、水に没して居る小さな水妖の為に、引き込まれる事があると考へた。水を頂くが為に強い河童の力を、以前からある頭の皿に結びつけた」2017/09/04
メーテル/草津仁秋斗
0
民俗学から古代を考察したなかでも、かなり突飛なものが集まっている感のある巻。こういう考え方もあるんだなあ、程度に参考にしたらいいかも。2016/02/14
Auristela
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表紙が司修だった2013/04/26