感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
osakanazuki44
3
日清・日露戦争、戦前・中・後の国内景気、世相。紡績工場勤務の女工の実情。裁判記録でその悲惨な扱いを知れる。原敬日記は、為政者とその周辺の内情が分かる資料のようだ。2021/09/05
takeshi3017
2
中央公論の歴史本第22巻。時代は明治。日本版産業革命と日清・日露戦争と社会主義・労働運動と日韓併合と大逆事件などがこの本の主軸となっている。内容は多岐にわたるが、労働運動・社会主義運動に紙幅の多くが割かれている。司馬遼太郎の『坂の上の雲』で描かれた日清・日露戦争の真実を裏付ける記述はないかと読んでいたのだが、そこらへんはさらっと流され、むしろ労働社会の目覚めや、反戦機関紙平民新聞の事などが詳述される。この巻くらいになると日本史ではあるのだが、列強の仲間入りを果たした日本が中国や韓国とどのような力関係にあ→2024/09/19
多読多量連投が日課だった
1
試練でも検索で出たわ。明治天皇崩御まで2019/03/09
父帰る
0
通史であるが、重要史料も引用され、面白く読めた。2013/09/19