出版社内容情報
地政学とは地球全体を常に一つの単位と見て、その動向をリアル・タイムでつかみ、そこから現在の政策に必要な判断の材料を引き出そうとする学問である。従来、誤解されがちな観念論でも宿命論でもない。本書は現代の地政学の開祖マッキンダー、ドイツ地政学を代表するハウスホーファー、そしてマハンらによるアメリカ地政学を取り上げ、その歴史と考え方を紹介する。地図と地球儀を傍らに、激動の国際関係を読み解こう。
内容説明
地政学とは地球全体を常に一つの単位と見て、その動向をリアル・タイムでつかみ、そこから現在の政策に必要な判断の材料を引き出そうとする学問である。誤解されがちだが、観念論でも宿命論でもない。本書は現代の地政学の開祖マッキンダー、ドイツ地政学を代表するハウスホーファー、そしてマハンらによるアメリカ地政学を取り上げ、その歴史と考え方を紹介する。地図と地球儀を傍らに、激動の国際関係を読み解こう。
目次
序章 地球儀を片手に
第1章 マッキンダーの発見(地政学の起こりと古典;英国の海上権の衰退 ほか)
第2章 ハウスホーファーの世界(ハウスホーファーと日本;生活圏の哲学 ほか)
第3章 アメリカの地政学(モンロー主義の発展過程;西半球防衛の展望 ほか)
終章 核宇宙時代の地政学(ソ連と地政学;アフリカおよび中近東の地政学 ほか)
著者等紹介
曽村保信[ソムラヤスノブ]
1924(大正13)年、東京に生まれる。1947(昭和22)年、東京大学法学部卒業。東京外国語大学講師、東京理科大学教授、北陸大学教授を経て、東京理科大学名誉教授。国際戦略問題研究所(IISS)のメンバー。専攻、外交史。2006(平成18)年7月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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