中公新書<br> 地政学入門―外交戦略の政治学 (改版)

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地政学入門―外交戦略の政治学 (改版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121807212
  • NDC分類 312.9
  • Cコード C1231

出版社内容情報

地政学とは地球全体を常に一つの単位と見て、その動向をリアル・タイムでつかみ、そこから現在の政策に必要な判断の材料を引き出そうとする学問である。従来、誤解されがちな観念論でも宿命論でもない。本書は現代の地政学の開祖マッキンダー、ドイツ地政学を代表するハウスホーファー、そしてマハンらによるアメリカ地政学を取り上げ、その歴史と考え方を紹介する。地図と地球儀を傍らに、激動の国際関係を読み解こう。

内容説明

地政学とは地球全体を常に一つの単位と見て、その動向をリアル・タイムでつかみ、そこから現在の政策に必要な判断の材料を引き出そうとする学問である。誤解されがちだが、観念論でも宿命論でもない。本書は現代の地政学の開祖マッキンダー、ドイツ地政学を代表するハウスホーファー、そしてマハンらによるアメリカ地政学を取り上げ、その歴史と考え方を紹介する。地図と地球儀を傍らに、激動の国際関係を読み解こう。

目次

序章 地球儀を片手に
第1章 マッキンダーの発見(地政学の起こりと古典;英国の海上権の衰退 ほか)
第2章 ハウスホーファーの世界(ハウスホーファーと日本;生活圏の哲学 ほか)
第3章 アメリカの地政学(モンロー主義の発展過程;西半球防衛の展望 ほか)
終章 核宇宙時代の地政学(ソ連と地政学;アフリカおよび中近東の地政学 ほか)

著者等紹介

曽村保信[ソムラヤスノブ]
1924(大正13)年、東京に生まれる。1947(昭和22)年、東京大学法学部卒業。東京外国語大学講師、東京理科大学教授、北陸大学教授を経て、東京理科大学名誉教授。国際戦略問題研究所(IISS)のメンバー。専攻、外交史。2006(平成18)年7月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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molysk

66
地政学とは、地球全体の動向を把握して、政策判断の材料を引き出す学問である。全世界を、海洋的な地域、大陸的な地域、および両者の中間地域に分類して、これらの間の勢力争いに関する主張が、イギリス、ドイツ、アメリカといった各国の学者から論じられる。引用文献は20世紀前半頃、本書の初版は冷戦下の1984年と古く、現在でも適用できるかどうかは、内容ごとに判断が必要だろう。一方で、二度の世界大戦と冷戦で繰り返された構図の下地となる理論が、現在の欧米と中露の対立を理解するうえで役に立つこともあるのではないだろうか。2022/02/27

Miyoshi Hirotaka

31
近代の世界を動かしている重要な思想は、旧大陸で実験され、新大陸に持ち込まれ、体系的な理論としての試練を受けた。仏革命の自由、平等、博愛の人権思想は、米国憲法に結実した。海上圏の保護に関する習慣もこの例外ではない。地球儀をいろいろな角度から見ると内海と外洋に区分される。その国にとって内海に当たるところには防御を、外界にあたるところには航行の自由を主張する。わが国周辺で島嶼をめぐるせめぎ合いが続いているのはこのため。これは、海に限ったことではない。大陸では習慣的に行われ、19世紀には思想として体系化された。2018/02/17

ココロココ

31
学生時代に世界史が苦手だったこともあって、もう少し真面目に取り組んでおけば良かったと感じた。外出先で読むことが多かったので、地図を見ずに読んだが、世界地図や地球儀を見ながら読むと、より一層理解が深まると感じた。 入門といいながら、私にとっては難解であった。 似たような本をたくさん持っているので、他の本を読んで補足したい。2017/12/15

ふみあき

22
私のようなド素人には、本書はハードルが高すぎた。地政学に入門する前に、まず歴史の勉強の必要性を痛感。2021/09/25

テイネハイランド

19
図書館本。初版1984年。外交・軍事を論じる際によく出てくる「地政学」について、マッキンダー、ハウスホーファー、マホンなどの著作・文献を例に説明した入門書。序章、第一章を読む限りでは、皮肉交じりで説明不足気味の、著者特有の叙述スタイルに若干当惑しましたが、第二章からは俄然興味を惹かれて面白く読めました。なかでも、スパイクマンの著作を参照してアメリカのモンロー主義について詳しく説明した第三章は読みごたえがあり、アメリカの軍事・外交上の戦略についてほんの少しわかったような気がします。2017/10/23

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