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中公クラシックス
国富論〈4〉

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  • サイズ B40判/ページ数 480p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121601179
  • NDC分類 331.42
  • Cコード C1233

内容説明

政府がいかに安易な金融・財政政策で国家を誤らせたか。いかに成長を停滞させたか。

目次

第5篇 主権者または国家の収入について(主権者または国家の経費について;社会の一般収入あるいは公共収入の財源について;公債について)

著者等紹介

スミス,アダム[スミス,アダム][Smith,Adam]
1723~1790。イギリスの経済学者。古典派経済学の祖。スコットランドの港町カーコルディに生まれる。グラスゴー大学に学び、道徳哲学者F・ハチソンの影響を受けた。さらにオックスフォード大学のベリオル・カレッジに学んだが、中退。1751年グラスゴー大学の倫理学の教授に就き、翌年道徳哲学の教授に転ずる。59年『道徳感情論』を刊行。76年には政治経済学最初の体系『国富論』を公刊、87年にはグラスゴー大学総長に選任された

大河内一男[オオコウチカズオ]
1905年(明治38年)東京生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学教授、同総長を経て、名誉教授。経済学博士。社会思想史・労働問題専攻。1984年(昭和59年)逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ブルーツ・リー

3
経済学は源流の時点から「自由」を大事にして来たことが分かった。 中世には教会秩序が強かっただろうから、そこからの解放の意味合いが強いと思われるだけに、当時の人に衝撃を与えた事は容易に想像が付く。 ただ、問題なのは、「怠惰な人間は子供を育てられないで死んでしまい、仮に生き残っても子供も怠惰になるから結局は滅びる」という、進化論のような弱肉強食の理論が、後に「新自由主義」として復活している事。 国富論からもう200年以上。そろそろ、経済も別の道を辿ったらどうか。 倫理を含む、新たな経済学が求められている。2021/11/05

(@_@)

0
IVは主権者や国家の収入について。国、大学、教会などの権威や庶民の中に存在する堕落や腐敗などの原理や歴史が描かれている。国富論:I〜IVのなかには様々な欠陥や論理の矛盾が含まれているが、現代においても驚くほどの新鮮さが保たれている。スミスはなかなか死なない(邦訳小史)。2018/11/11

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